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問題解決のための道筋

★今朝は、個人的に問題が起きた時にはどう対処したら良いのか、「問題解決のための筋道」ということを、一般的な方法論としてお伝えします。(1)先ず最初に心得るべきことは、問題が起きたという事実は変えられないということです。ですから、(2)即座に取り組むべきは、その問題の解決策を考えることです。その際に重要なことは、(3)どうしたら解決できるかという方向で考えることです。この時に必要なのは「ブレーンストーミング」ということで、考え得る限りの対処法を考え出すことです。最終的に解決策が見つからないかもしれませんが、考えることです。次に(4)何故その問題が起きてしまったのかという原因を見つけ出すことです。この段階は(5)グループで仕事をしている場合は、分業が可能です。しかし、個人の場合、なかなか一人で二つのことを同時に考えることができません。ですから、相談者が必要となります。この場合、相談者は問題解決者ではありません。問題の解決策を考えることができるよう、必要な「冷静さ」を提供してもらうのです。(6)この(5)を正しく踏めば、この段階で、ほとんどの場合、問題の本質が見えてきます。そして、キリスト者の場合、ここからが、信仰による従順という道筋に入ります。(7)問題の本質が、聖書で言う罪に該当しない場合、解決策が見出せれば、遠からずその問題は解決します。それに対して、問題の本質が、聖書で言う罪に該当する場合、その本質を温存する道は、恐らく、解決を遠のかせます。ですから、信仰による従順が必要になります。主に前に「悔い改める」ことが必要なのです。このことは、牧師でも信徒でも同様で区別はありません。
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