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舌を制御する

★箴言第10章の6節以下を読みますと次のような箴言が展開されています。(6)悪しき者の口は暴虐を隠す。(8)むだ口をたたく愚かな者は滅ぼされる。(11)正しい者の口は命の泉である。(13)さとき者のくちびるには知恵があり(14)愚かな者のむだ口は、今にも滅びをきたらせる。(18)憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり、そしりを口に出す者は愚かな者である。(19)言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある。(20)正しい者の舌は精銀である(21)正しい者のくちびるは多くの人を養い(31)正しい者の口は知恵をいだし、偽りの舌は抜かれる。(32)正しい者のくちびるは喜ばるべきことをわきまえ、悪しき者の口は偽りを語る。★読んでの通り、口やくちびる、そして舌が取り上げられています。もちろんこれらは、全て人間が「語る言葉」を指し示す比喩です。そして、私たちは「命」に至る言葉を語るか「滅び」に至る言葉を語るかのいずれかです。ヤコブの手紙の言葉を引けば、こうあります。「舌を制しうる人は、ひとりもいない。それは、制しにくい悪であって、死の毒に満ちている。わたしたちは、この舌で父なる主をさんびし、また、その同じ舌で、神にかたどって造られた人間をのろっている。同じ口から、さんびとのろいとが出て来る。わたしの兄弟たちよ。このような事は、あるべきでない。」★ですから、意志を働かせて、ことあるごとに、信仰と希望と愛に基づいた言葉を語ることです。これは、わたしたちにとって、大いに、やりがいのある挑戦です。
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