牧師のページ

「事実(Fact)」の背後にある「真実(Truth)」を知っていてくださる主イェス

★今日は「事実」と「真実」の違いを確認します。
[35]イエスが宮で教えておられたとき…
[41]イエスは、さいせん箱にむかってすわり、群衆がその箱に金を投げ入れる様子を見ておられた。多くの金持は、たくさんの金を投げ入れていた。
[42]ところが、ひとりの貧しいやもめがきて、レプタ二つを入れた。それは一コドラントに当る。
[43]そこで、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、「よく聞きなさい。あの貧しいやもめは、さいせん箱に投げ入れている人たちの中で、だれよりもたくさん入れたのだ。
[44]みんなの者はありあまる中から投げ入れたが、あの婦人はその乏しい中から、あらゆる持ち物、その生活費全部を入れたからである」。(マルコによる福音書第15章)
(*当時の「一デナリ」を五千円としますと「一コドラント」は78円になります。)
★この場面で、献金していた人達が皆、自分の目で見て確認できることを「事実」と言います。ですから、「
ひとりの貧しいやもめがレプタ二つを献金した」ことが「事実」です。★この「事実」に対して主イェスは「あの婦人はその乏しい中から、あらゆる持ち物、その生活費全部を入れた」と語られました。この言葉の内容を「真実」と言います。「真実」とは、「事実」の背後にある事柄のことで、目の前の「事実」をいくら見ていても、全く分からない領域を扱います。★罪を赦す権威を持っておられる贖い主イェスの眼差しは、私たちの「真実」を見抜かれる眼差しなのです。
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