牧師のページ

律法を読まないと、人はどうなるか

★箴言第11章2節にこうあります。(2)高ぶりが来れば、恥もまた来る、へりくだる者には知恵がある。読んでの通りですが、「高ぶり」と「へりくだる者」の対比です。★加えて、6/14の南大沢聖研で学んだ御言葉にこうありました。イスラエルに立てられる王に対する律法規定です。「彼が国の王位につくようになったら、レビびとである祭司の保管する書物から、この律法の写しを一つの書物に書きしるさせ、世に生きながらえる日の間、常にそれを自分のもとに置いて読み、こうしてその神、主を恐れることを学び、この律法のすべての言葉と、これらの定めとを守って行わなければならない。そうすれば彼の心が同胞を見くだして、高ぶることなく、また戒めを離れて、右にも左にも曲ることなく、その子孫と共にイスラエルにおいて、長くその位にとどまることができるであろう。」★読んでの通り、イスラエルの王は、律法の写しを作成し、世に生きながらえる日の間、常に律法(の写し)を読まなければならないのです。★王に対するこの戒めの目的は明確です。律法を読み、「主を恐れる」ことを学ぶためです。加えてもう一つあります。それは「王の心が同胞を見くだして、高ぶる」ことがないようにするためです。ここで言う「同胞」とは「国民」のことです。つまり、主なる神様から言えば、律法を読まない王は、必ず「高ぶる」ということです。★これは決してイスラエルの王にだけ起こることではないと思います。王位になくとも、律法を読まない【わたし】は、必ず高慢になるのです。この【わたし】には、おそらく、全ての人間が当てはまるのではないかと思います。
RapidWeaver Icon

Made in RapidWeaver