人間が「神のかたち」に創造されていることから
29/03/20 00:00
★「新コロナウイルス」から「疫病」を連想し、聖書内を検索しました。★まずは、イスラエルの民の出エジプトを拒んだエジプトに臨むと予告された「疫病」です。「(1)…わたしの民を去らせて、わたしに仕えさせなさい。(2)あなたがもし彼らを去らせることを拒んで、なお彼らを留めおくならば、(3)主の手は最も激しい疫病をもって、野にいるあなたの家畜、すなわち馬、ろば、らくだ、牛、羊の上に臨むであろう。」★次に「疫病」はイスラエルの民にも臨みます。「(15)しかし、あなたの神、主の声に聞き従わず、きょう、わたしが命じるすべての戒めと定めとを守り行わないならば、このもろもろののろいがあなたに臨み、あなたに及ぶであろう。…(21)主は疫病をあなたの身につかせ、あなたが行って取る地から、ついにあなたを断ち滅ぼされるであろう。(22)主はまた肺病と熱病と炎症と間けつ熱と、かんばつと、立ち枯れと、腐り穂とをもってあなたを撃たれるであろう。」★主イェスが語られた終末の教えにも登場します。「(8)イエスが言われた、「あなたがたは、惑わされないように気をつけなさい。…(9)戦争と騒乱とのうわさを聞くときにも、おじ恐れるな。…(11)また大地震があり、あちこちに疫病やききんが起り…」★このように聖書は「疫病」と裁きを結びつけて啓示しています。聖書の啓示に立つなら、無神論を自覚的に主張する人間であっても「神のかたち」に創造されている以上「宗教性」を持っています。本人の無神論意志は神や神による裁きの教えを嫌悪し否定するかもしれませんが、その「宗教性」は、制御できない「疫病」の存在に対して「裁き」を感じ取ってしまうと、私は思います。この感覚は重要であると信じます。