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祝祷の持つ意味

★主の年の2015年、主なる神様の御名を心から崇め、褒め称えます。今朝は、主日礼拝式のプログラム内にあります「祝祷」についてです。祝祷の原点とも言われるのが次の聖書箇所です。★民数記第6章22~27節です。
(22)主はまたモーセに言われた、
(23)「アロンとその子たちに言いなさい、『あなたがたはイスラエルの人々を祝福
  してこのように言わなければならない。
(24)「願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。
(25)願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、あなたを恵まれるように。
(26)願わくは主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように」』。
(27)こうして彼らがイスラエルの人々のために、わたしの名を唱えるならば、わた
  しは彼らを祝福するであろう」。
★この箇所から解釈できることは、「祝祷」とは「祈祷」ではなく「宣言」であるということです。(「祈祷」と解釈する立場もありますが、私は27節の言葉から宣言と解釈します。)つまり、祭司アロンがイスラエルの民に向かって祝福の言葉を宣言すれば、主なる神様は、その宣言どおりに、イスラエルの民を祝福してくださるということです。★キリスト教会の主日礼拝における「祝祷」は、これと全く同様の理解で実施されるものです。つまり、キリスト者は、一週の歩み出しの日に、主なる神様から、祝福をいただくのです。そして、キリスト者は、その祝福と共に、一週間を歩むのです。感謝!
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