天地で相呼応する喜び
16/05/10 00:00
★今年もまた、玉川聖学院のJ1オリエンテーションキャンプで、ご奉仕させていただきました。二日目の食事の席でのことです。K先生がニコニコしながら一つの話しを始められました。話題は、一人の卒業生のことでした。なんとその方は卒業後ミッション系の大学に進み、キリスト者となり、現在別のミッションスクールの宗教部で責任者になっているとのことでした。1992年以来奉仕の場を与えられている私にとっても大きな喜びでした。なぜなら、私が奉仕をさせていただいた初期の頃の学生の一人だったからです。この会話をしていたK先生も私も満面笑みであったにちがいありません。★ミッションスクールの先生達は牧師や伝道者ではありません。あくまでも、一人の教師として担当教科を教える責任があります。しかし、そのような働きをしつつも、生徒の一人一人がどこかで創造主なる神と出会い、主イエスを信じてくれることを期待しているのです。ですから、そのような先生達にとって、卒業した教え子の誰か一人がキリスト者になったというニュースを聞けば、躍り上がらんばかりの喜びが沸き上がるのです。この喜びは天地で相呼応します。★「また、ある女が銀貨十枚を持っていて、もしその一枚をなくしたとすれば、彼女はあかりをつけて家中を掃き、それを見つけるまでは注意深く捜さないであろうか。そして、見つけたなら、女友だちや近所の女たちを呼び集めて、『わたしと一緒に喜んでください。なくした銀貨が見つかりましたから』と言うであろう。よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろう(ルカによる福音書第15章8節〜10節)」。