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主イェスの十字架刑の場に出現した驚くべきコントラスト

★人生の最悪の最後の時に、主イェスの神性に触れた人物の出来事をルカが記してくれています。★[39]十字架にかけられた犯罪人のひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」と、イエスに悪口を言いつづけた。[40]もうひとりは、それをたしなめて言った、「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか。[41]お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。[42]そして言った、「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください。」[43]イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう。」★「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください。」この言葉を基にルターが次のように語っています。☆「たとえ、皇帝、王、教皇、司教、地上で最も権力ある者、学識ある者すべてがキリストに背いた時にも、神の霊を持ち、この世に彼を告白するはずのひと握りの人々を神は手もとに置かれて、ご自分のキリスト教会を保たれるであろう。☆弟子たちも主キリストと親族であった人々も共々、告白することも、信じることもせず、恐れて否定し、彼のことで腹を立て、そこから逃げ去っても、犯罪人や殺人犯は出てきて、このキリストを告白し、彼(キリスト)について説教し、人は何を彼(キリスト)からつかみ、彼(キリスト)をどのように信頼すべきかを他の人々に教えるにちがいない。☆なぜなら、私たちの主なる神は、たとえ絞首台の泥棒であろうと処刑車に付けられた殺人犯であろうと、彼を告白する人々をキリストのそばに置かれないはずはないからである。★主なる神様の主権性を考えれば、これはいつの時代にも起きる事なのでしょう
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