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神の三大特質─義・聖・愛─が失われてしまう時起きること

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南ユダ王国がアッシリア帝国の脅威の下にあった時、南ユダ王国の王で言えば、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの時代に立てられた預言者ミカの言葉です。
(09)ヤコブの家のかしらたち、イスラエルの家のつかさたちよ、すなわち公義を憎み、すべての正しい事を曲げる者よ、これを聞け。(10)あなたがたは血をもってシオンを建て、不義をもってエルサレムを建てた。(11)そのかしらたちは、まいないをとってさばき、その祭司たちは価をとって教え、その預言者たちは金をとって占う。しかもなお彼らは主に寄り頼んで、「主はわれわれの中におられるではないか、だから災はわれわれに臨むことがない」と言う。(12)それゆえ、シオンはあなたがたのゆえに田畑となって耕され、エルサレムは石塚となり、宮の山は木のおい茂る高い所となる。
★この「エルサレムは石塚となり、宮の山は木のおい茂る高い所となる」というエルサレム神殿破壊の預言が実現したのは、南ユダ王国がバビロン帝国によって滅ぼされた時です。そして、ここには、エルサレム神殿が破壊された理由が語られています。その理由とは、主なる神様の目から見て「ヤコブの家のかしらたち、イスラエルの家のつかさたちが、公義を憎み、すべての正しい事を曲げる者」となってしまったことです。★この事実を適用的に語るなら「組織体」と呼ばれるものが何故崩壊するのか、その理由が啓示されていると解釈できます。「公義・正義・義」というものは、創造主を認めようが、認めまいが、創造主の創造された世界、つまり私たちが生活している被造世界を保持する為の普遍的な倫理ということです。
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