牧師のページ

「真理と正義」をないがしろにしてはならない

pcd04025
★パウロが、エペソの教会のキリスト者達に伝えた「神の武具」から“今”の課題を考えます。★キリスト者は「誰」と戦うのでしょうか?「わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。」ここで丁寧な解説は出来ませんが、一言で言えば「霊的な力」との戦いです。★ですから「神の武具」は、「腰:真理の帯胸:正義の胸当足:平和の福音の備え手:信仰のたて頭:救のかぶと口:御霊の剣/神の言口:御霊による祈りと願い」となります。★この「神の武具」を身に付ける目的は「悪しき日にあたって霊的な力」に対して「よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるため」です。★ここから武具の中心概念を抜き出しますと「真理・正義・平和の福音・信仰・救い・神の言・御霊による祈り」となります。★このことを確認した上で、キリスト者にとっては当然という概念を取り去りますと最初の二つである「真理と正義」だけが残ります。★ここから大きく語ります。「何がしかの知的・霊的な力」との戦いにおいて必須な「武具」は「真理と正義」なのです。それ故歴史的必然として「真理と正義」を軽く扱う国は、その代償を必ず受け取ることになります。★ですから、キリスト者はそのことを忌憚なく語り、同時に祈る必要があるのです。
RapidWeaver Icon

Made in RapidWeaver