私にはこう思える
24/01/16 00:00
★オリンピックの選手を扱う番組を見ますと「目標設定」という考え方の重要性が見てとれます。まず、到達すべき目標が設定されます。続いて、その目標に至るまでの道筋を分割し、いくつかの段階に分けます。その後、それぞれの段階で何が必要なのかを逆算するようにして決めてゆきます。それらの詳細が決まれば、目標に至る地図の完成です。この手法は大変合理的であり、事柄が順番通り進みますと、確実にゴールに到達できます。★この手法は、一般の言葉で「段取り」と言いますが、私たちの周りを見渡しますと、あらゆる所で、この手法が用いられています。そのことから、この手法が大変優れたものであることがわかります。★そのことを認めた上で「目標設定」の変わりに「夢」という言葉を置いてみます。そうしますと、たとえば「夢を実現するための七つのステップ」のような本が書けることになります。もう既に出版されているかもしれません。★このように考えてさらに進み「夢」の所に「○○の将来」という言葉を入れてみましょう。そうしますと、今私たちの国で起きていることを考えることができます。現在の政府が描いている「日本の将来」は「皇紀○○○年」という言葉をもって自国の歴史を数える国です。また、現在の日本国憲法では、国会で定めた法律を「人権」とか「自由」という憲法に基づく視点で、原理上チェックすることができますが、現在の政府が描いている「日本の将来」では、「人権」や「自由」が憲法によって制限されています。今現在、このゴールに至るためのステップが着々と踏まれているように、私には思えます。