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体験に基づいた「共感」を具体化して生きる

★申命記第24章に次のような律法規定があります。

[17]寄留の他国人または孤児のさばきを曲げてはならない。寡婦の着物を質に取ってはならない。
[18]あなたはかつてエジプトで奴隷であったが、あなたの神、主がそこからあなたを救い出されたことを記憶しなければならない。それでわたしはあなたにこの事をせよと命じるのである。

★18節からの推察は、イスラエル人が「エジプトで奴隷であった」時、エジプト人ではないという理由で公正な「さばき」が行われなかったのです。また、エジプト人であっても「孤児」の「さばきは曲げられていた」し「寡婦」が生活苦から「着物を質にいれてしまう」ということが起きても、省みられなかったのです。続いて19節21節です。

[19]あなたが畑で穀物を刈る時、もしその一束を畑におき忘れたならば、それを取りに引き返してはならない。それは寄留の他国人と孤児と寡婦に取らせなければならない…。
[20]あなたがオリブの実をうち落すときは、ふたたびその枝を捜してはならない。それを寄留の他国人と孤児と寡婦に取らせなければならない。
[21]またぶどう畑のぶどうを摘み取るときは、その残ったものを、ふたたび捜してはならない。それを寄留の他国人と孤児と寡婦に取らせなければならない。
[22]あなたはかつてエジプトの国で奴隷であったことを記憶しなければならない。それでわたしはあなたにこの事をせよと命じるのである。

★これらの律法の要点はあなた方は共感できるはずだね」です。新しい霊と新しい心が結びついて行動する時のヒントがここにあります。

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