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(宗)東京福音センターのルーツを知る2冊の本


★今年の5月までに二冊の本が出版されようとしています。一冊は「人生を変える男」であり、もう一冊は、「主にあって共に生きる者たち」であります。★「人生を変える男」は、言わば日本語に堪能なコーウィン先生による、リビング・バイブル版マタイによる福音書です。大きく言えば、1%の壁を破るため、私たち日本人に対して、聖書をもっと身近で分かりやすいものにしたいという宣教師スピリットの集大成であります。★「主にあって共に生きる者たち」の方は、東京ティラナスホール創立50周年記念出版として計画されたものです。とは言えその著者は、ティラナスホールを知らない人物です。コーウィン先生によるこれまでの著作を読んでいただき、それと並行して、ティラナスホール関係者の方々にインタビューしていただきました。この二つの体験を通して、ティラナスホールの歴史の中に確実に流れている“スピリット”を外部の目で、客観的につかみ取っていただき、執筆していただきました。★この二冊の校正に携わりつつ、心の目が開かれる体験をしました。ことに「主にあって共に生きる者たち」の方は、戦後65年を経過した現在の日本の人たちに対して語りかける書物として読むことができます。1945年11月、戦後処理の任務に就くために横須賀の地に降り立ったコーウィン青年から始った歴史物語の中に流れているもの、それは、詰まる所、明治以降日本を支配した「和魂洋才」というスローガンをすり抜けた“スピリット”です。そしてそれは、私たち多摩ニュータウンキリスト教会の中にも確実に流れているものです。★教会員の皆様にも、是非、この2冊を読んでいただきたく願います。
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