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ピレモンへの手紙が啓示していること

★ピレモンへの手紙の中に、パウロの行った依頼・願望の言葉があります。
①「わたしは、キリストにあってあなたのなすべき事を、きわめて率直に指示してもよいと思うが、むしろ、愛のゆえにお願いする。」
②「わたしは、あなたの承諾なしには何もしたくない。あなたが強制されて良い行いをするのではなく、自発的にすることを願っている。」
③「もしわたしをあなたの信仰の友と思ってくれるなら、わたし同様に彼を受けいれてほしい。」
「彼があなたに何か不都合なことをしたか、あるいは、何か負債があれば、それをわたしの借りにしておいてほしい。このパウロが手ずからしるす、わたしがそれを返済する。」
④「この際、あなたが、あなた自身をわたしに負うていることについては、何も言うまい。」
⑤「兄弟よ。わたしはあなたから、主にあって何か益を得たいものである。わたしの心を、主にあって力づけてもらいたい。」
⑥「わたしはあなたの従順を堅く信じて、この手紙を書く。あなたは、確かにわたしが言う以上のことをしてくれるだろう。」
★この言葉の中に、もし引っかかりを覚える言葉があったら、立ち止まって考えてみてください。キリスト者が主なる神様に応答するのは、主イエス・キリストにおいて与えられた恵みの故です。キリスト者が信仰的に応答する時、パウロが語ったこの構造がそのまま主なる神様と自分との間にあてはまります。
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