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創造主なる神は偽り欺くことをなさらない御方である

sks-21
★信仰にかかわる御言葉で有名なのはヘブル人への手紙11章1節です。
信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。
・この御言葉の中にある「
望んでいる事がら」という部分にどのような内容を入れるのかによってその人の「信仰の歩み」が決まってきます。もう少し厳しく言えば「信仰の質」が決まってきます。★2節以降からアブラハムについて拾えば「信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。」とあります。★この11章全体の御言葉を背後に持ちつつと推察しますが、ルターが次のように語っています。「見たことも触れたこともない財貨にかかわって、まるでそれを手にとっているかのように扱い、神は偽り欺くことをなさらないことを知っているほかには何の慰めももたない、それが信仰のありようである。」★この言葉を私は次のように聴き取りました。自分が「ある事柄」に直面したとします。その時の私が「信仰を働かせる」とは「どのような事柄が起きても、神は偽り欺くことをなさらない御方なのだから、起きたこの事柄は、わたしにとっても神にとっても重要な事柄に違いない。だから、起きたこの事柄を見たことも触れたこともない財貨にかかわって、まるでそれを手にとっているかのように扱おう」★私たちキリスト者が「創造主なる神は偽り欺くことをなさらない御方である」と判断し、その口から出る言葉に従うことは、神の国までを視野に入れることが出来るゆえ、決して失望に終わることがないのです。
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