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キリスト者の「ただ一つの慰め」

plt-06
★ハイデルベルク信仰問答書の「問1」は、次のようになっています。
生きている時も、死ぬ時も、あなたのただ一つの慰めは、何ですか。
★この問いに対する答えはこうです。
わたしが、身も魂も、生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、わたしの真実なる救い主イエス・キリストのものであることであります。主は、その貴き御血潮をもって、わたしの一切の罪のために、完全に支払って下さり、わたしを、悪魔の全ての力から、救い出し、また今も守って下さいますので、天にいますわたしの御父のみこころによらないでは、わたしの頭からは、一本の髪も落ちることはできないし、実に、すべてのことが、当然、わたしの祝福に役立つようになっているのであります。したがって、主は、その聖霊によってもまた、わたしに、永遠の生命を保証し、わたしが、心から喜んで、この後は、主のために生きることのできるように、して下さるのであります。
★長い答えですが、今朝焦点を当てたいのは「
わたしが、身も魂も、生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、わたしの真実なる救い主イエス・キリストのものであることであります。」というこの言葉です。この言葉を「わたしが、身も魂も、生きている時も、死ぬ時も、わたしのものではなく、わたしの真実なる救い主イエス・キリストにより、わたしの創造主なる神のものであることであります。」と言い換えます。★「私」という全存在が、生きている時も、死ぬ時も、「創造主の側に属している」ということ、これが人間本来のありかたです。
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