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隣人の必要に対して見て見ぬふりをするな

★箴言第3章の後半に入ります。★(21)わが子よ、確かな知恵と、慎みとを守って、それをあなたの目から離してはならない。この「確かな知恵と、慎みとを守って、それをあなたの目から離してはならない。」を主文と読みます。そうしますと、「あなたの目から離してはならない。」とありますから、今回の知恵は、具体的に見えるものに関係しているのではないかと推察できます。★続く22節26節は、知恵に生きる者に対する約束の内容と言えます。(22)それはあなたの魂の命となり、あなたの首の飾りとなる。(23)こうして、あなたは安らかに自分の道を行き、あなたの足はつまずくことがない。(24)あなたは座しているとき、恐れることはなく、伏すとき、あなたの眠りはここちよい。(25)あなたはにわかに起る恐怖を恐れることなく、悪しき者の滅びが来ても、それを恐れることはない。(26)これは、主があなたの信頼する者であり、あなたの足を守って、わなに捕われさせられないからである。驚くべき約束です。強調されている約束は、「恐れなく、安らかに生きられる」ということです。★それでは、その知恵とは一体何なのでしょうか何か?今日は、続く27,28節のみに絞ります。(27)あなたの手に善をなす力があるならば、これをなすべき人になすことをさし控えてはならない。(28)あなたが物を持っている時、その隣り人に向かい、「去って、また来なさい。あす、それをあげよう」と言ってはならない。推察した通りでした。私たちの知る言葉で大きく言えば、「隣人の必要に対して見て見ぬふりをするな」ということです。もちろん、一度にすべてをではなく、コツコツと確実にです。
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