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「みこころが…地にも行われますように。」

★主の祈りの第2は「御国がきますように。」でした。この「御国」には2つの意味があるとお伝えしました。一つは「神の支配」であり、もう一つは、主イェスの再臨と関係する「創造の御業の完成としての神の国」です。★この理解を前提して第3の祈り「みこころが…地にも行われますように。」の語る「みこころ」の意味をお伝えしました。一つは、主イェスが語られた「創造主なる神のみこころ」でした。主イェスの言葉を引用しますと「わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることである。」です。二つ目はエゼキエル書第36章から引用しますと「わたしはまたわが霊をあなたがたのうちに置いて、わが定めに歩ませ、わがおきてを守ってこれを行わせる。」です。★この二つ目は「キリスト者をして神の律法を行わせる」と言い換えられました。それでは、この二つ目の「創造主なる神のみこころ」は何を意味しているのでしょうか?最も大きな啓示の視点から言いますと「神の律法」とは狭い意味で「創造主なる神のみこころ」なのです。ですから「神の律法」は「被造世界の管理責任を生きる人間のガイドライン」なのです。そこで「創造主なる神」は、視聴覚教材である神の民イスラエルに対して「神の国」を啓示的に指し示す「カナンの地」を与え、その「カナンの地」で、神の民イスラエルが「如何に生きたら良いのか」という「神の律法」を与えられたのです。★「みこころが…地にも行われますように(=神の支配)」という、広い意味での「創造主なる神のみこころ」は、キリスト者を通して実行されているのです
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