牧師のページ

私達は考えましょう

★なぜこんなにも「静か」なのでしょう。日本全体が無関心を装っているかのように、憲法改正について、議論が白熱しません。★昨年の2月28日に公表された「自民党憲法改正原案のポイント」は以下となっています。
・天皇を「元首」と位置づける。
・国旗、国歌は国の「表象」。国民に尊重義務を課す。
・自衛隊を「自衛軍」とし「自衛権」を明記。
・公益や公の秩序を害する結社は認めない。
・公務員の労働基本権の制限を明記。
・衆参の選挙区定数は、行政区画、地勢、交通などを総合的に勘案して定める。
・財政の健全性確保を法律で義務づける。
・外国人参政権を認めず「国籍条項」を設ける。
・「緊急事態条項」を新設。
・憲法改正の発議要件を衆参の過半数の賛成に緩和。
★現在の日本国憲法第99条「天皇または摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し養護する義務を負ふ。」国民がいかなる国家権力にも翻弄させられないように国家権力を規制する法律が日本国憲法の骨格です。国民に義務を課する形式の憲法は、この骨格を破壊し、戦前の憲法形式へ逆戻りさせることです。
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