「神の国」に入るために既に与えられている準備
26/04/15 00:00
★パウロがテサロニケ教会のキリスト者達に送った第二の手紙の内容から引用します。(1:04)‥わたしたち自身は、あなたがたがいま受けているあらゆる迫害と患難とのただ中で示している忍耐と信仰とにつき、神の諸教会に対してあなたがたを誇としている。(05)これは、あなたがたを、神の国にふさわしい者にしようとする神のさばきが正しいことを、証拠だてるものである。その神の国のために、あなたがたも苦しんでいるのである。(06)すなわち、あなたがたを悩ます者には患難をもって報い、悩まされているあなたがたには、わたしたちと共に、休息をもって報いて下さるのが、神にとって正しいことだからである。(07)それは、主イエスが炎の中で力ある天使たちを率いて天から現れる時に実現する。★このパウロの言葉から二つのことを聴き取ることが出来ます。第一に、キリスト者は、神の国にふさわしい者となるように、地上の命にあって、忍耐と信仰を働かせて向き合うべき、人為的な迫害や患難を通らされる、ということです。この意味では、キリスト者は神の国のために苦しむのです。しかし、第二に、キリスト者に迫害や患難をもたらす側は、主イェスの再臨される時、患難という報酬を受け取ることになる、ということです。★同じ手紙の中で、パウロは語ります。「(3:05)どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせて下さるように」。聞いての通り、神の国にふさわしいとは「神の愛」と「キリストの忍耐」を持つキリスト者に成長することです。このことを可能にしてくださるために、既に、神の第三位格の御霊が与えられています。キリスト者として、成長の方向を定めましょう!