信仰の土台
29/01/12 00:00
★今朝は、キリスト者個人の信仰の土台も、教会の土台も共に、主イエス・キリストである事を確認したいと思います。★使徒パウロが開拓したコリント教会は、分派・分争の問題を起こしてしまいました。直接的な原因は、偽教師とも呼ぶべき指導者に、教会を支配されてしまったことでます。★コリント教会のキリスト者達は、なぜ、そう易々と偽教師達の支配下に入ってしまったのでしょうか。この問いに対する答えはパウロによって語られています。「キリストがわたしをつかわされたのは、バプテスマを授けるためではなく、福音を宣べ伝えるためであり、しかも“知恵の言葉”を用いずに宣べ伝えるためであった。それは、“キリストの十字架”が無力なものになってしまわないためなのである。」★このパウロの言葉から推察されますことは、コリント教会に集っていたキリスト者達の信仰の土台が、十字架の言葉ではなく、知恵の言葉によって形成されていたからではないか、ということです。★福音の中心メッセージは「キリストの十字架」です。十字架の言葉の核心である主イエス・キリストこそが信仰の土台なのです。「神から賜わった恵みによって、わたしは熟練した建築師のように、土台をすえた。そして他の人がその上に家を建てるのである。しかし、どういうふうに建てるか、それぞれ気をつけるがよい。なぜなら、すでにすえられている土台以外のものをすえることは、だれにもできない。そして、この土台はイエス・キリストである。」★主イエス・キリストという土台が揺るぐことのないように、日々御言葉に聞きましょう。