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常にある「創造主なる神の支配」という「もう一つの現実」

★10月30日の主日礼拝では塚本良樹師が説教してくださいました。その説教題は「もう一つの現実」でした。★現代人でも「目には見えませんが、もう一つの現実として霊的な領域領域があります」という言葉を聞いた時、基本的に拒絶的な態度をお取りになられる方々は少ないと考えています。もちろん断固とした無神論者の方々はいらっしゃいますが…。私としては、聖書の啓示から、これは「わたしたち人間が、神のかたちに創造されている」結果であると語ることが出来ます。★主イェスは次のように語られました。「しかし、わたしが神の指によって悪霊を追い出しているのなら、神の国はすでにあなたがたのところにきたのである。(ルカ11:20)」ここで語られている「神の国」は「神の支配」と解釈されていますが、歴史的な時間系列から聞き取りますと「今はまだ」と考えている「神の国」が「今すでに」ここにあるという啓示です。この表現は「将来が今ここにある」という終末論の視点であることが分かります。★また主イェスはこうも語られました。「イエスは彼らに答えられた、『わたしの父は今に至るまで働いておられる。わたしも働くのである』(ヨハネ5:17)」この言葉を同じく歴史的な時間系列から聞き取りますと、「わたしの父は、創造の御業を開始した時から今に至るまで働いておられる」という啓示であり、この表現は創造論の視点です。★終末論の視点であれ創造論の視点であれ、聖書は、人間に対して「創造主なる神の支配」という「もう一つの現実」が「常にある」ことを啓示しているのです。
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