「人は…神の口から出る一つ一つの言で生きるものである」
24/06/18 00:00
★創世記に記された出来事から確認します。エジプトで大臣になっていたヨセフに招かれ、約束の地を出発し、エジプトに向かう途中のイスラエル(ヤコブ)に関する事です。(01)イスラエルはその持ち物をことごとく携えて旅立ち、ベエルシバに行って、父イサクの神に犠牲をささげた。(02)この時、神は夜の幻のうちにイスラエルに語って言われた、「ヤコブよ、ヤコブよ」。彼は言った、「ここにいます」。(03)神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。(04)わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。★「約束の地カナン」を出ようとするイスラエルに対して主なる神様が言葉を与えます。まず「わたしは神、あなたの父の神である」。⑴主なる神様は、ご自身が何者であるかを名乗られ、ご自身とイスラエルとの関係を伝えます。続いて⑵「エジプトに下るのを恐れてはならない」と、イスラエルの取るべき「行動」を命じられました。⑶続いてご自身の三つの「行動」を約束しました。①「わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。」②「わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。」③「ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。★記載された順序とは逆ですが、イスラエルの位置に立てば気付きます。「イスラエルは、これら三つの約束があるから自分の取るべき行動を実行できるのだ。」今の私たちも全く同じです。御言葉に記された福音の言葉、約束の言葉を土台にしましょう。