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「わたしの言葉は、時が来れば必ず成就する」

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★南大沢聖研からのお裾分けです。★士師サムソンの誕生に際して、主の使いはサムソンの父マノアではなく妻の方に現れます。このことは二度繰り返されますが、これらの出来事の後マノアはこう語ります。「わたしたちは神を見たから、きっと死ぬであろう。」この夫の言葉に対して妻が答えます。「主がもし、わたしたちを殺そうと思われたのならば‥‥これらのすべての事をわたしたちにお示しになるはずはなく、また今わたしたちにこのような事をお告げにならなかったでしょう。」(士師記第13章)★出来事の全体をお読み下されば、この出来事が、主イェス誕生の時の出来事と類似した手順を踏んでいることが分かります。そして、最も興味深いのは、名前を記されていない妻の「主の使いの語った言葉に対する」態度が、御使いの言葉を聞いたマリアの態度と大変良く似ているということです。その箇所を引用すれば、「マリヤが言った、『わたしは主のはしためです。お言葉どおりこの身に成りますように。』」★二人とも、自分に向けて語られた主からの言葉に心を向け、その言葉を信頼するという応答を示しているのです。★このように考える時、洗礼者ヨハネの誕生の際に登場した父親ザカリヤの応答とその応答に対する御使いの言葉を思い起こします。「時が来れば成就するわたしの言葉を信じなかったから、あなたは口がきけなくなり、この事の起る日まで、ものが言えなくなる。」★今朝も覚えましょう。創造主なる神様は、いつでも語っておられます。「わたしの言葉は、時が来れば必ず成就する」。
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