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知恵を最初に置くことの意味

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★まずは箴言第4章の言葉です[01]子供らよ、父の教を聞き、悟りを得るために耳を傾けよ。[02]わたしは、良い教訓を、あなたがたにさずける。わたしの教を捨ててはならない。[03]わたしもわが父には子であり、わが母の目には、ひとりのいとし子であった。[04]父はわたしを教えて言った、「わたしの言葉を、心に留め、わたしの戒めを守って、命を得よ。[05]それを忘れることなく、またわが口の言葉にそむいてはならない、知恵を得よ、悟りを得よ。[06]知恵を捨てるな、それはあなたを守る。それを愛せよ、それはあなたを保つ。
[07]知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ。[08]それを尊べ、そうすれば、それはあなたを高くあげる、もしそれをいだくならば、それはあなたを尊くする。[09]それはあなたの頭に麗しい飾りを置き、栄えの冠をあなたに与える」。★注目したいのは、「悟り」や「教訓」や「戒め」と呼ばれる「知恵」を最初に「得る」事が勧告されている事です。このことは、現代風に翻訳すれば、行動を起こす前に「ビジョン」とか「ミッション・ステートメント」を第一に置くことと同じ構造です。★現代人は「人生、生きてみなければ分からない。何かに縛られるよりは、大胆に船出しよう!」という類いの言葉が「自由に生きる」ことの土台であると考えるのではないかと推察します。★これに対してキリスト者は、「知恵」を通して「進むべき方向」と「壁として登場するであろう敵(?!)」をあらかじめ知る事が出来ます。もちろん、同時に「戦うための武器すらも!」
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