知恵を最初に置くことの意味
03/03/19 00:00

[07]知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ。[08]それを尊べ、そうすれば、それはあなたを高くあげる、もしそれをいだくならば、それはあなたを尊くする。[09]それはあなたの頭に麗しい飾りを置き、栄えの冠をあなたに与える」。★注目したいのは、「悟り」や「教訓」や「戒め」と呼ばれる「知恵」を最初に「得る」事が勧告されている事です。このことは、現代風に翻訳すれば、行動を起こす前に「ビジョン」とか「ミッション・ステートメント」を第一に置くことと同じ構造です。★現代人は「人生、生きてみなければ分からない。何かに縛られるよりは、大胆に船出しよう!」という類いの言葉が「自由に生きる」ことの土台であると考えるのではないかと推察します。★これに対してキリスト者は、「知恵」を通して「進むべき方向」と「壁として登場するであろう敵(?!)」をあらかじめ知る事が出来ます。もちろん、同時に「戦うための武器すらも!」