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忍耐して待ち望む心を目覚めさせていて下さる聖霊のお働き

chr-03
★クリスマスシーズンに読まれる聖書箇所に次の記事があります。それぞれ、ルカによる福音書第2章に記されています。
[25]その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。[26]そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。
[36]また、アセル族のパヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。彼女は非常に年をとっていた。むすめ時代にとついで、七年間だけ夫と共に住み、[37]その後やもめぐらしをし、八十四歳になっていた。そして宮を離れずに夜も昼も断食と祈とをもって神に仕えていた。[38]この老女も、ちょうどそのとき近寄ってきて、神に感謝をささげ、そしてこの幼な子のことを、エルサレムの救を待ち望んでいるすべての人々に語りきかせた。
★記されているとおりアンナは84歳であります。文脈からシメオンも老人であったと考えられています。そうしますと、二人とも、高齢になるまで、神の民の救いのために祈り続け、メシヤの到来を待ち望んでいたことになります。★期限が明確でない状況の中で「待つ」ということはとても忍耐のいることです。しかし、この二人は、どんなに年老いても「目覚めていました」。もちろん「聖霊によって」という言葉がつくことでしょう。★それなら、わたしたちは年老いるまで、この主イェスの言葉に信頼しましょう。「あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。
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