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主イェス復活の第一次証人たちの絶望と喜び

★マルコによる福音書第16章9節~11節に、次のように記されています。「(9)〔週の初めの日の朝早く、イエスはよみがえって、まずマグダラのマリヤに御自身をあらわされた。イエスは以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたことがある。(10)マリヤは、イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる所に行って、それを知らせた。(11)彼らは、イエスが生きておられる事と、彼女に御自身をあらわされた事とを聞いたが、信じなかった。〕」★10節に「イエスと一緒にいた人々が泣き悲しんでいる」と記されています。また、11節からわかりますように、彼らは「主イェスの復活」を信じていなかったのです。ですから、彼らにとって、「泣き悲しんでいる」とは、まさに絶望のもたらす深い暗黒の状態であったと推察致します。★なぜなら、「足掛け三日」とは、歴史の時間を鳥瞰できる私たちにとってのことであって、「主イェスの復活」を信じていなかった彼らからすれば、彼らを支配していたのは、「主イェスを永遠に失ってしまったという喪失感」であったはずだからです。そしてこの喪失感の大きさは、各自が持っていた主イェスに対する期待に比例していたに違いありません。★私としては、人間的に断言しますが、この喪失感を一気に払拭できる解決策は、生きている主イェスにお出会いすることのみです。それ以外の方法はありえません。ですから、福音書に記されている通り、主なる神様は主イェスを復活させてくださり、彼らは、復活された主イェスに出会ったのです。そして、福音書に記されている通り、彼らは「見て信じた!」のです。絶望からの大転換です!
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