牧師のページ

「御霊に満たされる」ことを求める

★使徒パウロが語る「キリスト者の信仰生活指針」を紹介します。引用するのは、エペソ人への手紙第5章からです。★(18)酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、(19)詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。(20)そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、(21)キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。★わざわざ「酒に酔ってはいけない」という言葉を残しました。その理由は、「酒に酔う」ことは「乱行のもと」だから、「御霊に満たされる」ことと相反するという狭い意味の強調をしたいめではありません。意図はもっと積極的なものです。「酒に酔う=酒席」を支配する善の要素を考えてみてください。そこには「歌」があり「和合=仲間」があり「ありがたさ感」があります。★それでは、私たちキリスト者が「御霊に満たさる=御霊に酔う」時、何がもたらされるのでしょうか。(1)賛美=「詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌を歌うこと」(2)感謝=「すべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝すること」(3)相互奉仕=「キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合う」の3つです。★「御霊に満たさる=御霊に酔う」ことは、「酒に酔う」ことが与える善の要素を確実に含みつつ、同時に、それを凌駕する天的な要素が入り込んで来るのです。
RapidWeaver Icon

Made in RapidWeaver