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人間は「神のかたちに」創造されているので「被造世界の管理責任」を果たすことができる

★今朝は、毎度おなじみの聖書箇所です。創世記第1章26節28節です。

[26]神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。

[27]神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
[28]神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。
★私たちは聖書を難しく読むわけではなく「何が伝えられているのか」を素直に聴き取ろうとするのです。そうしますと、26節から、主なる神様は、まず自らの「計画」を「宣言され」ました。そして、27節から、主なる神様は、その「計画」を「実行され」、「自分のかたちに人を創造され」ました。そして、28節から、主なる神様は「自分のかたちに創造した人」に対して「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」と命じたのです。★これらの啓示理解から、私たち人間は、自分自身に関する「知識」を得ることが出来ます。ここで「キアスムス的視点」を持ち出しますと「男と女とに創造された」と「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」が対応し、「神のかたちに創造し」が「地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ(被造世界の管理責任)」が対応します。★私たちは「神のかたちに創造されている」ので「被造世界の管理責任」を果たすことが可能なのです。

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