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憲法の改正は性質が異なります

★イスラエルの民が外敵の侵略を恐れて、近隣の国々のように、目に見える王を立てて欲しいとサムエルに求めた時、主なる神様は、王のならわしを、次のように民に伝えました。★「彼はあなたがたのむすこを取って、戦車隊に入れ、騎兵とし、自分の戦車の前に走らせるであろう。/彼はまたそれを千人の長、五十人の長に任じ、またその地を耕させ、その作物を刈らせ、またその武器と戦車の装備を造らせるであろう。/また、あなたがたの娘を取って、香をつくる者とし、料理をする者とし、パンを焼く者とするであろう。/また、あなたがたの畑とぶどう畑とオリブ畑の最も良い物を取って、その家来に与え、/あなたがたの穀物と、ぶどう畑の、十分の一を取って、その役人と家来に与え、/また、あなたがたの男女の奴隷および、あなたがたの最も良い牛とろばを取って、自分のために働かせ、/また、あなたがたの羊の十分の一を取り、あなたがたは、その奴隷となるであろう。/そしてその日あなたがたは自分のために選んだ王のゆえに呼ばわるであろう。しかし主はその日にあなたがたに答えられないであろう」。★日本の国を支える土台である憲法の性質を変えようとする勢力が、もし、政治の実権を握った場合、何が起るのかと想定した時、真っ先に思い浮かんだのはこの聖書個所でした。原発、経済・財政、外交、社会保障、どれも重要です。しかし、惑わされないでください。憲法改正はそれら全体とは全く性質が異なるのです。国の仕組み自体にかかわることなのです。「その日あなたがたは自分のために選んだ仕組みのゆえに呼ばわるであろう。」ということが起きてからでは遅いのです。
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