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はじまりはいつも主の恵み(選び)

★今朝は、詩篇第40篇が記す「幸な人」の定義です。
[04]主をおのが頼みとする人、高ぶる者にたよらず、偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。
[05]
わが神、主よ、あなたのくすしきみわざと、われらを思うみおもいとは多くて、くらべうるものはない。わたしはこれを語り述べようとしても多くて数えることはできない。
[06]
あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。あなたはわたしの耳を開かれた。あなたは燔祭と罪祭とを求められない。
★幸な人の特徴は、肯定的に言えば「主をおのが頼みとする人」です。それでは、なぜ「」は、「主を頼みとする」のでしょう。その理由が5節からわかります。「主のくすしきみわざと、主が彼らを思うみおもいとが、他に比べものにならないくらい多いからです。」★それでは、どうして「彼ら」にはそれほどまでの「多さ」がわかるのでしょうか?その理由が恐らく6節の言葉に語られています。それは「あなたはわたしの耳を開かれた。」というこの言葉です。「主が」、「主を頼みとする者」の「耳を開かれた」からです。
★これが、私たちの生きている歴史のに登場してくる、主なる神様の側の不思議な働きです。これをキリスト教神学では「恵み」とも「選び」とも呼びます。主なる神様は、人の耳を開き、神のことばを聞こえる者にして下さいます。神のことばが聞こえる者には、主なる神様のくすしき御業と自分たちに向けられている愛のみ思いが「わかる」ようになるのです!
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