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新型コロナ感染症が与えた教会生活への変化をめぐって

★5月8日から新型コロナ感染症が第2類から第5類に変更になります。そのこともありキリスト教会では新型コロナ感染症が与えた教会生活への変化について検証しています。★検証テーマの一つが「主日礼拝とは何か」です。わたしたちの教会でも①主日礼拝が短縮式次第になりました。②聖餐式を中止しました。③(一時)声に出して賛美することを止めました。④礼拝のライブ配信が実施されました。⑤説教中心になりました。★私の誤解でなければ、ある検証の声の一つは、このような変更が「三密の回避」という行政からのお願いに呼応する「自粛」という形によって実施されたのではないかと問うています。★この検証に対する私の答えは次のようになります。事柄の中心点は何故自分たちは、このような礼拝形式にしたのかという自分たちの決断の理由が明確かどうかです。未知のウィルスが「ペスト」のような致死率の高さを持つかどうか不明な段階だったので、決断の核心は明確でした。自分が罹患した結果、隣人に伝染させ、その隣人が死に至るという結末を回避するためでした。★国による今回の判断は、新型コロナは「ペスト相当」ではなく「インフルエンザ相当」であるという判断です。この判断を信頼すれば、主日礼拝を通常の形式に戻すことは可能です。なぜなら、新型コロナ感染症が「ペスト」のような致死率の高さではなくなったという判断だからです。その背後には、特効薬といえるかどうかは分かりませんが治療薬が出てきたことがあります。★「自分と隣人の命」を守るために「自分で考えて自分で決める」ことは決して悪者ではありません。
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