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キリスト者ではない人たちと協働で担う「被造世界の管理責任」について

★創世記の啓示に従えば、人間はキリスト者であるなしにかかわらず「神のかたち」に創造されています。ただ、キリスト者は罪の結果を自覚する者であり「神のかたち」も例外ではありません。しかし、この「神のかたち」こそが、キリスト者が「被造世界の管理責任」を果たす為にキリスト者ではない人たちと協働できる根拠です。
★そして、「被造世界の管理責任」と言えば、現在SDGsが思い浮かびます。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。目標は全部で17あり、それぞれの目標に紐づく169のターゲットがあります。その17の目標が以下です。
1.貧困をなくそう。2.飢餓をゼロに。3.すべての人に健康と福祉を。4.質の高い教育をみんなに。5.ジェンダー平等を実現しよう。6.安全な水とトイレを世界中に。7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに。8.働きがいも経済成長も。9.産業と技術革新の基盤をつくろう。10.人や国の不平等をなくそう。11.住み続けられるまちづくりを。12.つくる責任 つかう責任。13.気候変動に具体的な対策を。14.海の豊かさを守ろう。15.陸の豊かさも守ろう。16.平和と公正をすべての人に。17.パートナーシップで目標を達成しよう。
★とは言え「経済成長と環境保全は両立可能である」という前提を持つこのSDGsに対しても、その前提そのものを問う声もあります。★そこに「うめき」があります。
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