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まず神の国と神の義とを求めなさい


★「だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。」★主イエスの言葉は痛烈です。言葉の順序を変えれば、「異邦人が切に求めているものは、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかということである。」となります。確かに、新聞の折り込みも、TVのコマーシャルも、あれを食べよう、これを飲もう、そして、それを着ようという言葉で満ちています。★しかし同時に、このように言い換えますと、既に聞いた主イエスの次の言葉が想起されます。「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。このようにして想起した主イエスの言葉を元にするなら、異邦人がまず第一に求めるべき「神の国と神の義」とは、明らかに「神の口から出る一つ一つの言」であります。この場合の「神」とは、もちろん創造主なる神のことですから、大変初歩的かもしれませんが、異邦人はまず、旧約聖書並びに新約聖書を通して、創造主なる神様が語っておられる言葉を聞く必要があります。そしてこれに、次の言葉が繋がります。「そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。」創造主なる神様の言葉に私たちが聞き従う時、単に私たちの霊的ないのちが生かされるだけではなく、肉体的ないのちもまた生かしていただけるのです。
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