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会堂司ヤイロと共に、主イェスについて理解する

◆今日の礼拝では「祝福」について考える為に、会堂司ヤイロの娘の癒しの出来事を持ち出しましたが、コラムでは別のことがらに注目します。

[22]そこへ、会堂司のひとりであるヤイロという者がきて、イエスを見かけるとその足もとにひれ伏し、
[23]しきりに願って言った、「わたしの幼い娘が死にかかっています。どうぞ、その子がなおって助かりますように、おいでになって、手をおいてやってください」。

◆会堂司ヤイロは、主イェスが娘に「手をおく」ことが「癒し」をもたらすと考えていたように読めます。しかし、この「主イェスに手をおいてもらう」という事は、長血を患ったていた女の人の登場によって、見事に阻まれてしまいます。その結果が35節です。

[35]イエスが、まだ話しておられるうちに、会堂司の家から人々がきて言った、「あなたの娘はなくなりました。このうえ、先生を煩わすには及びますまい」。

◆ヤイロの家に着いた主イェスは「泣き騒いでいる」家の中で、淡々と事を進められました。「子供の父母と供の者たちだけを連れて、子供のいる所にはいって行かれ」、「少女よ、さあ、起きなさい」と命令の言葉を発したのです。主イェスの言葉は、即、現実となりました。「少女はすぐに起き上がって、歩き出した」のです。◆ヤイロは主イェスという御方について何を理解したでしょうか

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