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ペンテコステの後に継続していること

★ヨハネによる福音書第5章39節に、次の言葉があります。「(39)あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。」この言葉を解説して、ルターは次のように語っています。★私たちは、聖書は私たちを永遠に救うことのできる有益な神の言葉あると自分で思っているのだから、そこに証しされているキリストを見つけるためにこれを読み、学ぶべきである。聖書の中で、キリストが私たちにどのような意味をもつかを学ばない者は、永遠の命について何も知ることはできない。なぜなら、彼は神のことはなしに生きているのであって、それなしでは人の知恵は、永遠の命について正しく考え、語ることはできないからである。キリストを聖書の中に見出そうとせずに聖書を学ぶ者は、たとえ彼が聖書について多く学び、語り、望んだとしても、永遠の命に達することはできない。★この言葉に、福音書の著者ヨハネの言葉が加わります。(5:13)‥真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。(14)御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。(15)父がお持ちになっているものはみな、わたしのものである。御霊はわたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるのだと、わたしが言ったのは、そのためである。★キリスト者は、ペンテコステ以後、今この時でも、この「真理の御霊」が働いていて下さることを信仰によって受け止めるのです。
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