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“同伴者”と共に歩む

★主イエスの語られた約束の言葉にこうあります。「わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。それは真理の御霊である。この世はそれを見ようともせず、知ろうともしないので、それを受けることができない。あなたがたはそれを知っている。なぜなら、それはあなたがたと共におり、またあなたがたのうちにいるからである。」この言葉に基づくなら、キリスト者の日々の歩みに伴って下さるのは、「真理の御霊」である「助け主」です。聖書では「聖霊」とも言われます。この約束の言葉を土台にして、使徒パウロは「御霊によって歩きなさい。」と勧告しています。★ところが、主イエスによる別の約束の言葉にこうあります。「見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである。」この言葉に基づくなら、主イエスご自身が、キリスト者の日々の歩みに伴って下さいます。★これに対して、一方に「どう理解するのでしょう?」と問うキリスト者がおり、他方「真理の御霊」が、或は「主イエスご自身」が「共にいてくださる」のだから、私達「キリスト者は、どう生きるのでしょう?」と問うキリスト者がおられます。ご理解いただけると思いますが、キリスト者にとっては、両者共に必要な思索・思考であります。★そして、今朝は、後者です。目には見えませんが「同伴者がいてくださる」ということを思い巡らしましょう。私達の罪や欠点を暴き出すためだけに遣わされてきている「助け主」ではありません。その罪や欠点からの解放と成長を、私達に与えるために同伴してくださるのです。
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