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あなたにとって創造主なる神様とは?

★主イエスが創作された「タラントの譬え」から、私達の信仰的思考の再検討をしてみましょう。中心個所だけを抜き出します。★ある人が旅に出るとき、その僕どもを呼んで、それぞれの能力に応じて、ある者には五タラント、ある者には二タラント、ある者には一タラントを与えて、旅に出ました。五タラントを渡された者は、すぐに行って、それで商売をして、ほかに五タラントをもうけました。二タラントの者も同様にして、ほかに二タラントをもうけました。しかし、一タラントを渡された者は、行って地を掘り、主人の金を隠してしまったのです。だいぶ時がたってから、これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと精算をしはじめました。一タラントを渡された者の報告は次のようになっています。『ご主人様、わたしはあなたが、まかない所から刈り、散らさない所から集める酷な人であることを承知していました。そこで恐ろしさのあまり、行って、あなたのタラントを地の中に隠しておきました。』★主イエスが創作された以上、この譬えには焦点があるはずです。私としては、その焦点をこの一タラントを渡された僕の「思考」に置きます。明らかに、「主人」は創造主なる神様であり、「僕」は私達のことです。そうしますと、創造主なる神様をどのような御方と判断し、考えるかによって、私達の行動が規定されてくるということです。否定的に言えば、創造主なる神様を「理不尽で、身勝手な支配者」と判断し、考える人達は、自分自身に与えられた賜物(タラント)を生かしきる、生産的な生き方をすることができない、ということです。逆に言えば、創造主なる神様を「私達の知恵や判断を越えて、全てを益としてくださる御方」と判断し、考える人達は、自分自身に与えられた賜物を生かしきる、生産的な生き方をすることができるということです。
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