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創造主なる神様の契約に対する誠実さを信頼する

★主の年の2011年、おめでとうございます。新しい年の出発にあたり、私たち人間の側ではこの一年、どのような事態が待ち受けているのか、何一つ想像することはできません。ただ推察できることは、私たち一人一人にとって、全ての日々が心地よい出来事だけで満たされているわけではないであろう、ということです。★そのような推察を持つ今朝、心の内に書き留め、めぐり来る朝ごとに思い起こしたい御言葉はこれです。「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。」★この言葉は、復活の主イエスに出会い、使徒として召され、福音宣教のためにその命を燃やした使徒パウロの、確信に満ちた信仰の言葉です。使徒パウロはここで「万事を益となるようにして下さる」と告白しています。もちろん、主語は「創造主なる神様」です。そして「万事」とは「すべての事柄」の意味です。★この言葉は、何度聞いても励ましになる言葉ですが、同時に、何度聞いても心に納まりにくい言葉かもしれません。というのは「益となる」という基準が、私たち人間の側と創造主なる神様の側とではかなりの程度異なっているからです。加えて、この言葉は「時間」とも深く結びついています。信仰者であれば、このこともまた、じゅうじゅう承知していることでもあります。ですから、詰まる所、時が来れば必ず成就することを忍耐して待つ信仰が求められることになります。★「使徒パウロの確信通りだったね!」と告白できる時が信仰者によって異なりますが、その時は必ず到来します。創造主なる神様の「契約に対する誠実さ」を信じて、この一年も、共に歩みましょう。
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