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弱い時にこそ強い

★詩篇37篇の作者は言います。
[01]悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。
[02]
彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである。
[03]
主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。
[04]
主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。
[05]
あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、
[06]
あなたの義を光のように明らかにし、あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。
[07]
主の前にもだし、耐え忍びて主を待ち望め。おのが道を歩んで栄える者のゆえに、悪いはかりごとを遂げる人のゆえに、心を悩ますな。
[08]
怒りをやめ、憤りを捨てよ。心を悩ますな、これはただ悪を行うに至るのみだ。
[09]
悪を行う者は断ち滅ぼされ、主を待ち望む者は国を継ぐからである。
★悪しき者たちに対して感じる「無力感」が支配する時、この詩は、誰が現実の歴史を支配しておられるのかを指し示します。★「わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。」いつの時代でも、キリスト者は、これらの御言葉に押し出されて、自分自身が無力であることを知りつつ、さまざまな悪と戦ってきたのだと知ります。
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