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「死からの復活」に対する第一次反応

pcd10025
★マルコが記す主イェス復活の出来事は次のようになっています。
☆さて、安息日が終ったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとが、行ってイエスに塗るために、香料を買い求めた。そして週の初めの日に、早朝、日の出のころ墓に行った。そして、彼らは「だれが、わたしたちのために、墓の入口から石をころがしてくれるのでしょうか」と話し合っていた。☆ところが、目をあげて見ると、石はすでにころがしてあった。この石は非常に大きかった。☆墓の中にはいると、右手に真白な長い衣を着た若者がすわっているのを見て、非常に驚いた。するとこの若者は言った、「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレ人イエスを捜しているのであろうが、イエスはよみがえって、ここにはおられない。ごらんなさい、ここがお納めした場所である。☆今から弟子たちとペテロとの所へ行って、こう伝えなさい。イエスはあなたがたより先にガリラヤへ行かれる。かねて、あなたがたに言われたとおり、そこでお会いできるであろう、と」。☆女たちはおののき恐れながら、墓から出て逃げ去った。そして、人には何も言わなかった。恐ろしかったからである。
★「人には何も言わなかった。恐ろしかったからである」。これが一番最初に主イェスの復活の知らせを聞いた人たちの反応です。そして復活の知らせに対するこの第一次反応はとてもよく理解できると思います。「主イェスが死から復活したのだ」と聞いてすぐに、今風に表現して「ヤッター!」とか「このニュースはどんどん人に伝えなくっちゃ!」とはならないということです。★人間的に言えば、主イェスが死から復活されたことの意味を自らのものとして初めて、人は、主イェスの死からの復活について語り出すのではないかと考えます。
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