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事を定めるのは主

★今朝は、箴言第29章より引用します。まず為政者に向けた言葉です。
(02)正しい者が権力を得れば民は喜び、悪しき者が治めるとき、民はうめき苦しむ。
(04)王は公義をもって国を堅くする、しかし、重税を取り立てる者はこれを滅ぼす。
(12)もし治める者が偽りの言葉に聞くならば、その役人らはみな悪くなる。
(14)もし王が貧しい者を公平にさばくならば、その位はいつまでも堅く立つ。
★公義が失われた国では民が苦しむことがわかります。為政者が「正しい」ことを選び、「公義」を選び、「偽り」捨て、「公平」を貫くなら、その国は堅く立つことができます。★それでは、公義が失われようとする時、民はどうすれば良いのでしょう。
(06)悪人は自分の罪のわなに陥る、しかし正しい人は喜び楽しむ。
(16)悪しき者が権力を得ると罪も増す、正しい者は彼らの倒れるのを見る。
★「悪」の支配が最終的に勝利することがないことをまず信じることです。そして、同時に、主なる神様の摂理的なご支配を信じる事です。
(26)治める者の歓心を得ようとする人は多い、しかし人の事を定めるのは主による。この御言葉にありますように、「事を定めるのは主」であって、「治める者」ではないのです。信頼の錨を下ろすべき相手は「治める者」ではなく「事を定める主」であります。
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